■5/4 東京六大学 慶大vs東大■

※敬称略/メイン・東大と慶應・林周平
  記録は全て5/3時点のもの

                    H E
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)川口-小林基-○鴛海―安藤明 
)●木村-山下―河原 

本塁打/結城(K)
二塁打/杉岡(T) 池辺、中村(K)
  失策/川口(K)

 今年の東大はよく走る。打撃成績を作成していると
東大の盗塁数に驚いた。参考までに、昨春の盗塁数は3つ。
しかし、今年は既に10も決めていた。
特に目立つのは、太田の3つ。ここまで出塁6回のうち半分は走っている。
太田の第1打席、川口の初球を叩き付け
自慢の(?)俊足でこれが内野安打に。
河原の内野ゴロの間に2塁に進塁。すかさず3盗を決め
先制のチャンスを広げた。焦る、慶應。
拍手に沸く1塁側。 しかし、木曽が三振に倒れてしまった。
この後、太田が出塁することはなかったが
6番の越智が2回に2盗を決めている。
これで東大の盗塁数は12。六大学トップの盗塁数となった。

事にゼロが並ぶ展開。東大は3回以降、無安打。
慶應はあと1本が出ない状態。東大先発の木村が凡打の山を築かせていた。
だいたい東大というと、守備の乱れや四球連発で自滅する
パターンが多い。だが、今日の東大は内外野ともに好プレーが続出。
木村も粘られながらも、変化球主体のピッチングで好投を続けた。
球速は110`台がほとんど。時々120`台前半が出るくらいだ。
奪った三振は3つ。打たせて取る、野球少年のお手本にしたいような
投球だった。慶應はこの木村の前に、6回まで内野安打3本のみだった。


(東大先発の木村、埼玉の名門・川越東出身)

應は見るからに焦っていた。バットを地に叩き付ける選手もいた。
そんな中で、途中出場した林周平をこの日の隠れMVPに推したい。
杉吉にかわり、セカンド(今の慶應で最もポジション争いの激しいところ)の
守備に入った林。
最初の打席は6回、先頭で内野安打。得点こそならなかったが
ここまでほぼ完璧に抑えられてきた慶應に、気合いを入れ直したかのような
1打席だった。
2度目の打席にたったのは8回。再び先頭だった。
カウント2−2と追いこまれてから、左前へ。2死から池辺が右前適時打を放ち
ホームイン。ようやく試合の均衡が破れた。
そして、この日は7回あった守備機会も無難にこなしていた。
今季出場2試合目で、しっかりと自分の役割を果たしていた。


(8回、試合を決める3ランを放った結城)

 

 

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