トップアマ観戦記>03年スポニチ大会

□3/10 スポニチ大会2回戦−松下電器vs日産自動車□

                                          H E
松下
日産 1× 11

松下/田中稔−●丸尾―九鬼
日産/押本−○中村―中原

三/青柳 失策/2(日産が2つ。誰だかわかりません)

※延長14回まで見てました。データはスポニチを参照しました。

5時間2分。冷たく強い風がバックスクリーンの旗を揺らす。
旗が鉄の棒に何度も当たり、その音が照明に照らされた神宮に響く。
三菱ふそう、東芝、NTT西日本といった偵察陣が
あまりの寒さに通路へ非難し、ビデオで試合を見るようになった。
「まだ点が入らない」 携帯電話片手にその言葉を繰り返す人達。
会話までしっかり聞こえてしまう。
こんなに静かで、異様な雰囲気の神宮は初めてだった。
「寒いね。頑張って見ようね」
一人で見ていた自分を励ましてくれたかのような言葉。
某チームのコーチがやけに温かくて、嬉しかった。

試合の方は、動きを見せる気配が無い。
日産先発の押本は、延長に入っても気合の入った投球を見せている。
「よっしゃー」「おりゃ」と、闘志溢れるばかりの20歳。
松下に内野ゴロの山を築かせていく。
日産というチームはあまりよく知らないのだが
有名・無名問わず、選手の育成が上手で、とても層が厚いと思う。
今日の押本のピッチングで、それを確信した。
松下先発の田中稔は7回無死満塁まで投げて、同い年の丸尾にバトンタッチ。
その丸尾がしっかりと抑えて、そのまま投げ続けていた。
打たれ強く、粘りのある投球が持ち味のため、ちょっとやそっとでは連打を浴びない。
押本と丸尾を見ている限りでは、しばらく点は入らないと思った。

「記憶に残る試合をやってしまった」という日産の久保監督の言葉に
うなづくしかなかった。東西の雄と言っても過言ではない2チームは
20、21とこれから先も戦いつづける。

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観戦記なのに、うまく観戦記ふうに仕上げることができませんでした。
両チームとも打ってないし、得点経過も無し。
おまけに、試合の最後を見ることができなかったので
最後のシーンを書くこともできず。悔しい思いでいっぱいです。
松下びいきとして、あえて言うならば、内野陣の守備です。
西岡というセカンドを失った今年、鉄壁で評判?の内野はどうなるんだと
心配していました。しかし、その穴を埋めたのは竹村と箕野。
プロとは違う、補強とかそんなものではなくて
自分たちのチーム内でしっかりと伝統みたいなものを作っていけるところに
感動しました。社会人野球最高!

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