トップ大学野球観戦記/23 関甲新学生 上武-平成国際

□関甲新学生 /23 上武大vs平成国際大□

   
上武 000100212 13
平国 200000000

福井、○山下、永井
山口、●牧田、平野、中上

二)謝花、目黒、水村(上武)

4年生の一打で一気に逆転!リニューアルされた投手陣に期待。

 これまでチームを支えてきた三本柱、菊地和正(日ハム)、川崎博文(JR東日本東北)、
鈴木康哲(住金鹿島)が抜け、下級生投手が残った上武。
みんなマウンド立つとチビッちゃうんだよ
谷口英規監督の言葉通り、投手層は厚いが
個々に目をむければ、まだ安定感がない。

この日先発した福井和成(京都学園3)もその一人。
普段は147、8出すピッチャーなの。
ブルペンでもいい球投げるのに、マウンド行くとあーだもの

無駄のないきれいなフォームから球威のある球を投げていた。
が、初回、二死と追い込んでから押し出しの四球に
初球ど真ん中に入ったスライダーを平成国際大の6番牧野裕也(常葉橘4)に
左前に運ばれ2失点。1回を持たず、マウンドを降りた。
二人目の山下祐介(東洋大姫路3)は逆にハートの強い選手だという。
足を高くあげると、そこから素早く右サイドからキレのいい球を投げる。
2回以降、この山下がランナーは出すものの、気迫のこもったピッチングで
抑えていった。

1点を追う上武は6回、無死満塁の絶好のチャンスに後続が
この回途中からマウンドに立ったサブマリン・牧田和久(静清工3)の前に凡退し無得点に終わる。
観客からもため息が漏れた。
しかし7回、「打つと盛り上がる」というチャンスメーカー・1番稲垣充(福井商3)が
右前で出塁すると、1年生でスタメンに抜擢されている
目黒聡(東海大相模1)の左越え適時二塁打で同点。
すると主将の水村龍太(浦和学院4)がセンターへエンタイトル。
つづく8回も二死2塁から途中出場の9番押田雄一郎(川越商4)がダメ押しの適時打。
押田、この後セカンドの守備でも好プレー、起用が当たった。

逆転した7回からマウンドにのぼったのは永井寿哉(樹徳2)だ。
180cm、68kgという細い左腕だがストレートの伸びと切れ味は十分。
まだまだだけど、143くらいは出る
3イニングを投げ、無安打。明日の勝ち点奪取へむけ、いい流れを作った。
福井、永井、山下、そしてやや調子を落としている坂本大二郎(出雲北陵2)、
駒田雄蔵(福井商3)と3年生以下に好投手は多い。
経験を積んでいけば、あの三本柱以上の投手陣が出来上がる可能性は高い。

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♪応援講座♪

堺行範(前橋育英→平成国際大3)・・・引越しのサカイの音楽で「さかいー打てよー仕事きっちり♪」
根津信太郎(甲府工→上武大3)・・・マツケンサンバで「ねずしんサンバ〜♪」

余談だが、水村は父兄にまで「すいそん」呼ばわりされてました・・・(笑)
「さすが“すいそんくん”ね〜」って。

☆出身校講座☆
一部チームの名簿を見て、聞きなれない出身校を紹介

★上武
越川昌和(多古3)・・・千葉県香取郡多古町。成田空港の近く

★平成国際
雫田健次(篠ノ井旭4)・・・長野県長野市。現・長野俊栄高校
荒木克(鶴来1)・・・石川県白山市
山下友志郎(高朋2)・・・富山県富山市

 

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