トップアマ観戦記>04岡山県春季大会決勝

□決勝 /3 岡山城東vs関西□

   
城東 000000100

関西 00002100/

関)横田、貝塚
城)中谷、富田

三)奥野 二)船引、石口(関)

関西が昨秋の雪辱果たし、X

昨秋、関西は城東のエース・出原の前に完封負けを喫し
センバツ切符を逃している。
それだけに、城東に対する対抗心は強い。
しかし、この試合でマウンドにのぼったのは、ともに経験の無い投手だった。
関西先発の横田は、130キロ台後半を計測する右の本格派。
3年生の城東先発の中谷は、中学時代に軟式全国優勝している
ちょっと不思議なフォームの右サイドハンドだ。
4回まで互いに決め手を欠く似たような攻めを展開。
どちらも守備が堅く、打球はなかなか内野を抜けない。
そのまま試合は中盤に差し掛かった。

5回、2死から1番・十河が四球で出塁すると
すかさず盗塁を決める。
そして、この日スタメンに抜擢された2番・石口の当たりは
ライトの頭上を超える先制タイムリーとなった。
なおも3番・奥野があわやホームランかという
レフトフェンス直撃のタイムリー3ベースを放ち2点目。
必死に走る奥野の姿が心象的だった。
6回には、城東らしくないミスが出た。
6番・本池のライト前を連係ミス。7番・山崎の4球目を暴投。
そして山崎が犠牲フライを放ち、関西が貴重な追加点を奪った。
わずかシングル一本で1点・・・
城東は7回に1点を返すもそこまで。
2点は2死から1点はミスでというちょっとした気の緩みが敗戦を生んでしまった。

そしてそのまま関西が逃げ切り、優勝を決めた。
貝塚とキャッチャーの平井が
ポンとミットを叩くだけで、試合後も少し笑顔が見えたくらい。
この優勝はあくまで通過点に過ぎないのだ。
今大会、エース本池が登板したのは僅か。
また、オーダーもベストメンバーではない。
夏へむけエールを送ると
ある選手は表情を引き締めて「もちろんです」と力強く言った。


(手前から)奥野、白川、十河、本池

Check☆アルプス
女子生徒が数十人訪れた城東アルプス。
中にはチアリーダー部の子もいたようで、制服姿で踊っていた。
そういえば今大会、GW中ということもあってか
一般生徒の姿はほとんど見かけなかった。
それだけに、城東アルプスは新鮮に見えた。

敗者輝く時
城東も岡山学芸館戦で出原が6回を投げた以外は
2番手以降の投手作り。
準決勝でファーストの花房が完投したが本来のピッチングはできず。
それでも準優勝。さすが2年連続センバツ出場校だ。

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送