□六大学 5/8 立教vs明治□
H | E | 計 | ||
立教 | 000020300 | 10 | 0 | 5 |
明治 | 101000000 | 8 | 3 | 2 |
○小林
●一場
本)宇津野(M)、加藤(R)
二)多幡、比嘉、手塚(R)
加藤の初アーチが勝利を手繰り寄せる
この試合、立教の1番加藤裕之の痛烈な中前二塁打で幕を開けた。
一場の148キロを思い切り振りぬいた。
一場に対する意識は無く「とにかくバットを短く持つことを心がけた」。
立教は先制を許し、しかも変化球主体の一場の球に三振の山。
怪我をして退場になった主力選手もいれば、小林も足に違和感を負うなど
チームの流れとしてはあまり良くない。
それでもベンチの雰囲気は明るい。
小林も3回に宇津野にソロホームランを浴びるも
それ以降は安定したピッチングを続けていた。
5回、エラーのランナーを2塁に置いてバッターボックスには加藤。
2打席目でも右前安打を放っており、明治サイドは警戒を強める。
それをよそ目に加藤の打球はライトスタンド一直線。
ここまで2割を超える程度の打率しか残せていなかったが
大事な試合で勝利を手繰り寄せる貴重な一打を放った。
少し前かがみになりながら、目鼻立ちのくっきりした男は照れくさそうに話した。
「人生初のホームランだったんです。高校時代も打ってなくて・・・
ホームランボールは家宝にします!!」
立教の中では地味な存在かもしれない。
しかし、この日4度目の打席に入るとき、スタンドから大きな拍手が送られた。
観客は今日の活躍をしっかりと見ている。
恐らく17奪三振の一場よりも、記憶に残ったのではないだろうか。
今、立教を見ていると楽しい。
それはたんに強いからというだけでなく、選手が生き生きとプレーしているからだ。
思い切りが良く、果敢に次の塁を狙う姿勢もうかがえる。
また、逆転適時打の比嘉、5点目の適時打を放った手塚、そして加藤と
最高学年の選手が意地を見せているのも気持ちが良い。
4年生を筆頭に、縦じま軍団の逆襲はまだまだ終わりそうにない。
7回、比嘉の逆転適時打で、ホームインした高橋泰(左)、多幡(右)
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