トップ大学野球観戦記>5/10 東都リーグ 日大-中大

□東都リーグ 5/10 日大vs中大□

   
中大 000000000
日大 000010000

○榮、田中
●会田

犠飛が決勝点、王者・中大が10残塁でいまだ勝ち星なし

 梶岡はかぶっていたヘルメットを思いきり地面に叩きつけた。
中大最後の攻撃、この回先頭だったキャプテンは
内野安打で出塁するも、盗塁に失敗。
チームは初回と6回を除き毎回の10残塁を喫し
開幕5連敗となった。

何度もチャンスはあった。
4回、二死から2連打、死球と満塁のチャンスを作ったが
9番太田が初球を打ち上げてしまう。
7回には先頭の梶岡が中前打で出ると、太田がしっかり送りバントを決める。
清水監督が村田の両肩を握りしめ、打席に送ると
カウント2−1から狙っていたと言わんばかりのストレートを
思い切り振った。
しかし、打球はサード正面への痛烈なライナー。
村田は両手を腰にあてると、しばらく動けなかった。
そして日大はピッチャーを田中にかえると、つづく代打柏原を敬遠。
3番はここまで当たりのない1年生・中村であったが
バッターボックスには新岡が立った。
2ストライクと追い込まれて後がなくなると、外角のストレートを強振。天を仰いだ。

開幕2連敗後、2週間空いた。
その間行われた立教とのオープン戦では、下級生主体の立大投手陣とはいえ11得点。
バットの振れている選手も多く、見違えるような姿だった。
それが蓋を開けてみれば、東洋に11失点、打っても1点、3点と
まるで別のチームが試合をやっているよう。
果たして出口の見えないトンネルはどこまでつづくのか――
光は見えそうでまだ見えない。

と、書いたら翌日初勝利(笑)!

 

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