トップ大学野球観戦記>5/14 愛知大学リーグ 愛学大-愛大

□愛知大学リーグ 5/14 愛知学院大vs愛知大□

   
愛学 000040000
愛大 010000100

○山名
●長坂

三塁打)境(学)、能口(知)

山名が貫禄の無四球ピッチング。多彩な攻撃見せた愛学大が優勝に王手

 スコアを見るように、両チームに力の差はほとんど無い。
互いに好守備を魅せれば、山名康造(比叡山3)も長坂常幸(岡崎城西4)も
粘り強く投げたといえる。
しかしながら、5回の愛知学院大の鮮やかな攻撃が
愛学大の強さを見せつけたかもしれない。

この回先頭の境功太(専大玉名4)が左中間をやぶる三塁打で出ると
7番永井豪(神港学園4)が長坂のスライダーをうまく右前に運び
同点に追いつく。つづくバッターはキャッチャーの中村心(桐蔭学園2)。
もちろんここは送りバントの場面で、サードが警戒してくるが
中村はその警戒するサードの前へうまく転がし、間一髪セーフ。
ガッツポーズも飛び出した。
アウトを取りたいところで取れなかった長坂は動揺。
制球は良いはずだが、1番富永直樹(広島商3)にストレートの四球。
一死満塁で、むかえるは大寺裕次郎(鳴門工2)。
この大寺、守備のときにピッチャーがモーションに入るまで
しゃがんだまま。その状態から少し高い声で「ええ球だ!」と叫ぶ姿が
印象的だった。
大寺は真っ直ぐを中前へ2点適時打。
逆転もつかの間、すぐさま3番大野正義(大成4)が初球をスクイズ。
無警戒というわけではなかったが、「やられた」の雰囲気が愛知大に漂った。

愛学大はこの4得点を、長打あり、スクイズあり、
送るときはきっちり送るという無駄のない攻撃であっという間に奪った。
このリズムは攻撃だけでなく、守備にも流れていた。
エースの山名は185センチ、80キロの長身スリークオーター。
腕が長く、見た目軽く投げている印象がある。
しかし、気付けば追い込まれている感覚でとにかくテンポがいい。
この愛学大のスピーディーな野球が
全国でどこまで通用するか楽しみだ。

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*愛知大学リーグの不思議

別に不思議というわけでも無いのですが(笑)

@愛知学院大のノック
ボール回し→軽く内野ノック→外野ノック→内野ノック
の順番が一般的だと思いますが
愛学大の場合・・・
外野ノック→ボール回し→軽く内野ノック→内野ノック
でした。しかも凄いテンポが早いです。

Aグランド整備
もちろん各大学の控え部員が整備をするのですが
愛学大と愛工大は制服(スーツ)着用。
そのため、スーツでトンボ、スーツでほうき、スーツでライン引きという
何とも見慣れない光景が・・・(笑)

Bアナウンス
1試合で一人の女マネさんがやるのではなく、二人制。
両大学の女マネさんが交互にやっていました。
しかし、第二試合の愛工大vs中京大は愛工大に女マネさんがいないせいか
中京大の方が一人でアナウンスしていました。
基本的に愛知大学リーグのアナウンスは上手です。

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*桑島くん、元気です

愛知学院大で
「27」を付けてベンチ入りしているのは
駒大苫小牧V戦士の桑島優くんです。
24日の愛工大2回戦で代打デビューも
「かすってレフトフライでした」

「靴下が駒岩と一緒ですよね(笑)」と
ちょっぴり北海道が懐かしい様子。
先日猛暑の中でランニングしていたところ
意識が飛んでしまったとか・・・
しかし、東京で頑張る同期の話を聞いて
刺激を受けている様子。
それでも、V戦士の中では全国大会一番乗り。
高校1年秋以来の神宮球場で
果たして試合出場はあるか?!
(たぶんバットボーイ・・・)
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