トップ大学野球観戦記>4/21 創価大vs流通経済大

□新大学リーグ 4/21 創価大vs流通経済大□

   
創価 001100010 11
流経 000000000

○勝又
●掛信、川村、露崎

本塁打)佐藤 三塁打)田中 二塁打)佐藤 以上、創大

創価大リーグ41連勝、涙あふれるV

 ウィニングボールを取った捕手の小早川伸仁(創価3)と
センターから走ってきた佐伯裕次郎(関西創価3)はこみ上げてくるものを
おさえきれなかった。
主将の徳田正憲(帝京4)、昨年からスタメンだったこの2人は
この春の優勝の重みを一番感じていたかもしれない。

創価大にとって今季は試練のリーグ戦だった。
八木、高口、梅田の3人のプロ選手をはじめ、多くの4年生が抜け
岸雅司監督は「一番厳しくなるかもしれないね」と覚悟。
開幕カードだった杏林大2回戦では
8回裏に4点を入れるまでは3点差で負けていた。
しかし、リリーフした1年生の大塚豊(創価1)が好投。
以後、2戦目の先発を任されるようになった。
勝ち点4同士の決戦となったこの流通経済大戦では
1、2回戦ともに勝又一樹(富士宮西2)が先発。
1回戦で7回途中3失点を喫したエースも、今日は4安打完封。
6度あったカウント3ボールから、与えた四球は1つだけだった。

攻撃では8番佐藤輝明(日大東北4)の本塁打をはじめ
全打点を4年生が叩き出している。
守備では遊撃手の遠藤徹(岩倉2)が再三のファインプレー。
抜けた最強世代の穴を、こうやって全学年で埋めてきた。
プレッシャーから生まれた全員野球で、選手権では先輩越えの決勝進出を狙う。


最後の打者を捕飛に打ち取り両手を挙げる勝又


岸監督(53番)と小早川が喜びを噛み締め合う


岸監督の胴上げ

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両校吹奏楽部が応援に駆けつけた。
駐車場からスタンド入り口まではやや坂道になっている。
大きな楽器を運んであげている野球部員の姿があった。
どちらかではなく、どちらの大学も、だ。

創価大の応援はお決まりだ。
3人の紺色のノースリーブ姿の部員が一番前で指揮をとる。
昨年は学生コーチの選手がやっていた。
それぞれが赤、黄色、青のメガホンを持ち
縦にキレイに並ぶ。反対側から見ると旗のようにも見える。
さくらんぼ、プレスリー、狙い撃ちなど曲は定番モノが多いが
リズムが速いため、とてもカッコイイ。
対する流経大は1人が一歩前で音頭をとる。
エール交換もしっかり行い、礼儀もしっかりなっている。
だらだら味方のチームの試合を観戦しているような大学に
お手本にしてもらいたい。

歓喜の興奮が冷めぬまま、エール交換。
敗れた流経大の部員からは
創価大のー全日本での活躍を祈ってー」の声。
悔しさを押し殺して出た言葉だ。
これには思わずネット裏からも拍手だった。

選手権での創価大のいろいろな意味での注目は・・・
遠藤の華麗なるプレーと足の速さ。左打席で4秒ジャストくらいで
一塁を駆け抜けます。
小早川に対する「
ジャイアン」のコール。
お馴染みの小早川の甲高い声(笑)

 

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