トップ大学野球観戦記>5/22 東大-立大

□六大学 5/22 東大vs立大□

   
東大 010000200
立教 002000000

○松家
●小林、日野

二)藤熊、荻田(T)

守備の差が明暗をわける、7回荻田決勝タイムリー

 試合は小雨がぱらつく、寒い中でおこなわれた。
そして記録に残らないところでミス、好プレーが出た。
それが、勝敗をわけた。

2回、この回先頭の5番・荻田が出塁すると
6番・藤熊の当たりをセカンド・多幡が好守するも
1塁への送球が乱れ、ピンチが広がる。
すると7番・北野がしっかりと犠牲フライを打ち、東大が先制点をあげた。
立教は3回に暴投と4番・比嘉の内野安打で逆転に成功。
その後、試合は両投手の投げあいでしばらく動きが見られない。
立教は、真っ直ぐに全然合っていなかったのでラクだった
と、松家が言う通り、130キロ台中盤の球でファールにし追い込んでいく。
大振りが目立つ立大打線。
「(1勝目も)逆転勝ちだった。逆転してくれれば勝つ自信はあった

7回、東大は6番・藤熊が二塁打で出塁。
立大先発の小林は、いつもスタミナ切れで7回あたりで失点することが多い。
だが、この日の試合については
後に坂口監督が「やりきって何ぼというのをわからせたかった」と振り返っている。
7番・北野が送り、8番・有馬のセンター前タイムリーで東大が同点に追いついた。
打席には9番・松家。当たりはボテボテのセカンドゴロだった。
だが、併殺を焦った多幡がボールを弾き、1塁ランナーは2塁に達した。
つづく荻田。「カウントが1−3だったので振りぬいた」当たりはレフト前に落ち、逆転した。

その裏、今度は立教にチャンスがきた。
汚名返上とばかりに3番・多幡がセンター前で出塁。
2死2塁で5番・高橋佑の打球が2、3塁間を抜けた。
3塁コーチャーが思い切り腕をまわす。
ベンチ、観客の視線がホームベースに釘付けになった。
とにかく思い切り投げただけ
そこには、レフト・荻田からの好返球が届いていた。
多幡、本塁憤死。
打った高橋佑は、セカンドベース付近で思わず膝をついてしまった。
その後、松家は9回にこの日最速の146キロを計測。
「(既に1勝をあげている女房役の)升岡より勝てたのが何よりも嬉しい」と笑った。

この日の松家の話

 

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