トップ大学野球観戦記>6/8 大学野球選手権 阪南-武大

□大学野球選手権 6/8 阪南大vs国際武道大□

   
武大 010000000
阪南 01100001/

○谷垣
●比嘉幹、角田

本)池内 二)広川、勢川(阪)、椎名(武)

初の全国舞台で自己最速。勝利は秋にお預け

 部員241人。聞きなれた高校名がアナウンスされる神宮。
その中で、武大2番手・角田理生の出身校は
地元でも“かまこう”の名で親しまれている鎌倉高校だ。
この地区有数の進学校だが、野球部は強いとはいえない。
ごく普通の公立校で、大学で野球を続ける選手もほとんどいない。

角田の最後の夏は初戦敗退。
県川崎相手に序盤3回まで7失点の乱調。
終わってみれば10安打8失点を喫していた。
それでも上で野球がやりたかった。
ある大学に推薦で決まる予定だったが、推薦は取れなかった。
そして一般入試で武大に合格。
武大なら教員免許も取れるし、一般生も入部できる
3年春、肘を故障したが、今春3勝をあげた。
この日は比嘉幹が先発だったが、「はじめから作って待っていた」。
スタンドには、鎌倉高校時代の仲間が応援に来ていた。
みんなに良いところを見せたかったのに・・・残念です
5回から登板し、味方の反撃を待ったが、2年連続初戦敗退。
自身最速の145キロを計測するも、「まだまだです」と振り返った。

同じ真っ直ぐでも130キロ台後半のものは、少し曲げてみたり
変化球もスライダー、カーブ、シンカーを駆使する。
まだ神宮大会出場のチャンスも残っている。
県大会初戦敗退だったエースが、今度は全国の舞台で勝利を飾りたい。
最後に、上でも野球を続けたいというが
でも、夢は中学校の先生。もちろん鎌倉で(笑)
誰もいなくなった神宮を見つめ、マウンドにむかって深々と礼をした姿が印象的だった。

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