■6/11 大学野球選手権 関東学院大vs東海大■

※敬称略/学年・出身校サービス

                    H E
0 1 0 0 0 0 0 0 1 10 0
0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 2

)○池田―諸角
)●亀井-中嵜-川越―菊池  

本塁打/衛藤(K)
二塁打/グレアム、三森(K)
  失策/楢原2(T)

 同じ神奈川が拠点の両大学。3月にはOP戦もやっていた。
ユニフォームまで同じタテジマだ。
チーム状況もどことなく似ていて
関東学院大は小出(富士重工業)が、東海大は久保(読売ジャイアンツ)という
大黒柱が抜けている。
どちらも少ないチャンスにつけこむ野球が持ち味、
そして、経験豊富な投手陣がチームのカギを握っている。
1、2点が勝負だと思っていたが、あわせて18安打も出た。
関東学院大は11残塁、東海は10残塁。
あと1本が出ない、歯がゆい試合となった。

 始数分、いきなりグレアム(相洋4)が2塁打で出塁。
光木(國學院久我山4)が送り、3番・大津(佐賀学園4)が四球。
初回に訪れた先制点のチャンス。
が、5番・衛藤(東筑紫学園4)の打席で、大津が飛び出しタッチアウト。
いきなりミスから始まった。
しかし、2回に衛藤が亀井(東海大仰星4)の初球をライトスタンドへ。
試合は始まったばかりだが、大きな1点が関東学院大に入った。
先発の池田(小山西3)は、140`前半の速球とスライダーで、凡打の山を築いていく。
特にこの日は、ショート・篠原(鹿児島商4)の守備機会(8回)が多かった。
篠原の守備は、取ってから投げるまでに無駄な動きが無く
送球も正確だった。朝9時、まだ体が動かない時間帯だが
篠原の動きは軽快だった。(ちなみに春季リーグ戦ではベストナインを受賞していない)


 1点を追いかける東海大。5回、先頭の山崎(東北2)がセンター前で出塁。
先頭打者が出塁するのは2回連続だった。
前の回は併殺打で終わっているだけに、今回こそはと気合いが入る。
バッターは8番・楢原(東海大相模3)。
東海大相模選抜Vメンバーの1人だ。彼以外にも、2番に瀬戸、
5番に村山、9番に菊池、今春は怪我でベンチ入りはしていないが
エースだった筑川もいる。
だが、楢原のバントはピッチャー正面へ。山崎がアウト。
つづく菊池もピッチャー正面。2打席連続、痛恨のバント失敗。
結局この回も無得点に終わってしまった。
失敗の連続では、実力と認めざるを得ない。
その後も先頭打者が3度も出塁している。
だが、バントをさせたのは、リーグ戦で7犠打を記録した2番の瀬戸だけだった。
東海大は、本来の力を発揮できずに、この春も初戦で姿を消した。
3季連続でやってきた神宮。・・・この舞台に慣れることができないのだろうか。

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