トップアマ観戦記>01夏の甲子園・光星vs神埼

□選手権3回戦 8/17 光星学院vs神埼□

                   
神埼
光星 ×

神埼)納富-黒田―斎藤
光星)松崎―樋口

本塁打)池田(光)
二塁打)松本(神)

風に乗せられて・・・

安打数と同じく、両者にそれほどの差は無かった。
7回まで、完全に神埼ペースだった。
しかし、光星ナインは完璧な黒田対策をしてきた。
8回に黒田がマウンドに上がる。
その打席で燃えたのは、1年時からベンチに入り
昨夏も甲子園の土を踏んでいる、池田だった。

池田は昨夏、ノーヒットに終わっていた。
11打席、池田は下を向いてベンチに帰ざるを得なかった。
今夏は主将として甲子園へ戻ってきた。
8回、先頭の山辺、南口があっさりと打ち取られ
簡単に2アウトとされた。
打席には9番小比類巻。大阪留学生が多い中、
青森出身の彼は、ここまで結果を残せていなかった。
追い込まれてからの5球目をうまく、ライト前へはじき返した。

この日は台風が接近していたせいか、浜風とは逆の風が吹いていた。
打席には池田が入る。1塁側アルプススタンドの黄色のメガホンが
逆転の一発を期待して、さっきよりもっと多く見える。
黒田の投げた2球目――――
打球はぐんぐんと風に押されて、ライトポール際へ入った。
私の座っている席からは見えなかったが
それがホームランだとわかったのは、アルプスの歓声。
池田は何度も腕を上げて、喜びを全身で表してホームイン。
樋口と抱き合い、ベンチの仲間から歓迎された。

光星の写真 

Check☆アルプス
光星の応援も伝統になりそうな勢い。
智弁系列校の応援のような感じがする…
あれは耳に残り、意外と離れない。
黄色いメガホンが眩しかった。

敗者輝く時
帰りの電車、偶然にも黒田投手のおじいさんと
席が隣同士になった。
私がスコアの集計をしていると
「神埼は良いチームや。みんな佐賀県人。
そのへんをアピールしておいて」と言った。
「淳也もよく頑張ったよ」

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