■10/4 東京六大学 早大vs立大■

※敬称略

                    H E
0 0 0 0 1 0 1 0 2 5 0 4
0 1 0 0 0 0 0 5 × 4 1 6

)○清水-佐竹-宮本―坂本、島原
)●小林-平田-三村-上井―横山  

三塁打/比嘉(R)
二塁打/比嘉(R)、由田(W)
  失策/坂本(W)

スタメンに名を連ねる選手だけが、試合をするのではない。
今日の早稲田の勝利は、脇役たちの活躍無しではありえなかった。

先発清水は、7回にエラーで逆転を許した。
それ以外はほぼ完璧だったと言える見事な投球内容。
特に変化球のコントロールが良く、オープン戦で見た
清水とはかけ離れた、素晴らしい投球内容だった。
しかし、3回以降、打線からは快音が聞かれない。
立教先発の小林の140kを超える真っ直ぐと、変化球に翻弄される打線。
3、4、5、6、7回と5イニング連続でヒットが出ない状況だった。
残すは2回、どうしても流れを変えたい。

8回、8番坂本の打順で代打がコールされた。
東山和樹。背番号31、高松一出身の4年生だ。
神宮の打席に立つのは、実に昨年の春以来。
これが2度目の打席となる。
下級生の台頭で、ベンチに入れなかった時期もあった。
(実際に、開幕では猪坂(小野3)が背番号31を付けていた)
2ストライクと追い込まれてからの4球目、打球はセンター前に飛んでいった。
1塁側で立ち上がって声をあげる、同級生達。
東山の1年ぶりのヒットは、早稲田の勝敗をわける値千金のヒットになった。
代走・前田将希。背番号26、早稲田実業出身の1年生だ。
オープン戦では、代走=前田将がお馴染みとなっていた。
163cmの小さな体。セカンドベースにいると、センターにいるように見えてしまう。
恐らく立教も、走ってくることは予想できていたはず。
捕手は、元投手で強肩の横山だ。
9番成田の2球目、前田の二盗は、セーフかアウトか微妙なところだったがセーフ。
スタートがイマイチだったが、とにかく速い。速い以外に表現できない・・・
足で客を呼べると言っても良いだろう。
成田は三振に終わり、1番田中は死球。
ここで立教ベンチが動き、小林が降板。ここまで好投を続けていたし
どうして交代させたのか疑問が残るところ。
オープン戦でも、敗戦投手になったが完投した試合もある。112球、そこまで多いとは思えないが・・・
2番青木。その初球、2塁ランナー前田将が3盗を決めた。
変わったばかりの平田にプレッシャーをかける。
そして青木はレフトへ犠牲フライを放つ。ここまで3の0だったが、最低限の仕事をするのが青木だ。
少し浅かったが、3塁コーチャーは迷うことなく前田将にホームを狙わせた。
これで同点。代打の成功、連続盗塁、もう流れは早稲田だ。
なおも2死から3連続四死球で塁を埋めると、6番由田が走者一掃のタイムリーを放ち
この回一挙5得点。試合を決めた。

8回表、早稲田の攻撃のスコア(凄いわかりにくい・・・)

8東山(代打)
 前田(代走)
○ S”    S’
●  

― (2)  
中前
9成田(代打)
○’   T
●      K
1田中 ● (2)    S”
    

  WP  
DB
  投手平田〜〜
2青木 ○” 
○    U
― 
●     
左犠
3鳥谷 ● WP
―   

― (6)   
DB
4比嘉 ●      (5)
● 
● (6)   
WP
  投手三村〜〜
5武内 ● 
○    

● (6)   
6由田       左2
●  
●     
  投手上井〜〜
7米田 ○ 
●    V
○      遊ゴ

○ストライク●ボール―ファール

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