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Yasuhiro Ichiba

一場靖弘

昭和57年7月5日 群馬県生まれ
桐生第一高校
183cm 82kg 右投右打

東京六大学春季リーグ、投手ベスト10に
新人としてランクインしたのは、明大の一場だった。
第1週2日目の対早稲田戦で初登板。
8回を投げ、10奪三振、見事初勝利を挙げた。
あまりにも輝かしいデビューだった。

高校時代は甲子園にも出場したが、初戦で鳥羽に敗退。
コントロールがダメで、甘く入ったボールを打たれた
7回.2/3で5失点、そのまま降板し、彼の夏は終わった。
大会は決勝カードの智弁和歌山と東海大浦安の
好ゲームの余韻が根強く残り、評判の高かった彼の名前は
いつの間にかどこかへいってしまった。

明大入学後も、注目の的は優勝した智弁和歌山出の
池辺(慶大)に集まっていた。
(秘話・甲子園前の2000年8月3日朝日新聞朝刊にて、2人同時に特集されていた)
しかし早稲田戦、一場初勝利のその場にいた私は
新人としていきなりマウンドに立つ彼に驚いた。
テンポ良く、先輩捕手のサインに頷いて投げる
背中が大きく見えた。常時、140`台を出し、最高で146も出ていた。
翌週の立大戦にも先発したが、1失点したところでマウンドを譲った。
この日は勝ち負けはつかなかった。

一場の大躍進はこれにとどまらなかった。
慶大戦、6回途中まで、完全試合ペース。
池辺も無安打に抑え、結局、完封。
スタンドで見守る桐生第一の後輩の前で、照れくさそうにしていた。
しかし、覇者・法政は一味違っていた。
4回途中で降板。ボロボロだった。
この後、東大戦を残すも、彼の登板は無かった。
本当は東大戦で先発することができたのに・・・
そのマウンドを先輩・小林千尋に譲った。
ここで彼が登板して、勝ち投手になっていれば
先輩・池田の上に名前が載った可能性は高い。
(池田6位、一場7位、その差、0.04)
恐らく、この先はもっと上位にランクするだろうと
春のリーグ戦を見て思った。

 

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