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Kei Yoshida

吉田圭

昭和59年7月4日 東京都出身
帝京-広島カープ
185cm82kg 左投左打

夏の甲子園、開幕試合。
吉田は、5番レフトで先発出場した。
独特の雰囲気の中で、彼は、3連続でチームを支えた。
帝京8点リードでむかえた7回、中部商は打者一巡の猛攻、
同点走者を2塁において、打球はレフトのはるか後方へ。
ただでさえ大きい吉田は、更に体をいっぱいに伸ばしてキャッチ。
3点リードで迎えた8回にも、先頭打者の右中間への打球を、
そして、危うくポテンヒットになるかと思われた次の打球にも
素早く反応し、ボールにむかって思いっきり突っ込んでいった。
このファインプレーに助けられた帝京は、開幕試合を制し
このままベスト4までのぼりつめたのだった。

それから3ヶ月後、
「(同じ帝京から広島入りした)松本には負けたくない
と言って、吉田はなんと投手として広島に入団した。
甲子園で、登板はなかったが
その才能は、都大会で発揮されていた。
準々決勝・芝浦工大付戦、9回1死までノーヒットノーラン。
長身から投げ下ろされる速球と鋭いカーブに、打者は翻弄した。
三拍子とは、走・攻・守のことだが
吉田の場合は、投・攻・守という少し違った野球センスを持っているよう。
これから、投手として育てられていくわけだが
バッターボックスに入った吉田を見るのも、密かな楽しみだろう。
40歳までやる」 シャイな男が胸を張って誓った言葉。
残り半分以上もある吉田の野球人生を、1年でも長く見ていたい。

 

(参考資料・中国新聞 朝日新聞)

 

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