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Yuki Maekawa

前川雄生

昭和62年11月5日 静岡県出身
静清工−関東学院大
178cm69kg 右投左打

どこで、どう歯車が狂ってしまったのだろうか。
甲子園で脚光を浴びたのは、エースナンバーを付ける
前川ではなく、背番号10の伊藤亮佑。
静岡県大会決勝は完投目前で追い上げられ
伊藤にマウンドを譲っている。予選から調子はいまひとつだった。

県大会を約1ヶ月後に控えたある日。
静清工は日大藤沢と練習試合を行った。
第1試合、先発したのは前川。
インコースを攻めるストレートに一番の武器のスライダー。
その鋭さは、ネット裏の日藤関係者を唸らせた。
1番バッターも思わずしゃがみこむが、主審はストライクコール。
“あれ?おかしいな・・・”バッターはそんな表情をしていた。
テンポがよく、気付いたら追い込まれている――
そんなケースがほとんどだった。
この日、ベストメンバーの日藤打線相手に7奪三振1失点完投。

若干控えメンバーを入れた第2試合のマウンドには
あの伊藤。完投したが、それでも本塁打を含む4失点だった。
この試合や、これまでの静清工の戦いを知っているものからすると
夏の前川は、本来の姿とは程遠いものだった。
前川は神奈川リーグの盟主・関東学院大への進学が決まっている。
関東学院大でもエースになって、今度こそ全国舞台で
自分のピッチングを見せてほしい。
好調時を知っているだけに、その活躍が待ち遠しい。

 

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