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高校野球部
〜グリーンの芝生と強い風〜

グランドへ抜ける道を通って行くと、本当に驚いた。
何とも美しいグリーンの芝生が外野一面を染めていたのだ。
しかも部員が白と紺色の練習着を着ていることにも感動。
何て言ったって、前回行ったときは積雪うん十センチの1月。
練習着はほんの少ししか見ることができなかった。
よく見ると、やはり大麻も背中にローマ字で名前が入っていた。


実はこんなゲージもありました。
冬眠していた(by監督)女子マネージャーさん三人が
交代でマシンにボールを入れていきます。「いきまーす!」
手前の車は謎・・・

しかも27人もの1年生が入部していた。
大麻高校初の「60人超え」の大所帯である。
これには小松暁監督も「どうやって練習していけば・・・」と頭を抱える。
やはり昨春、夏の全道大会進出の効果だろう。
この日、その1年生に2年生がトレーニング方法などを指導していた。


2年生も立派な上級生

練習のほうは、バッティング練習も含めた試合形式のもの。
ピッチャーとは1球勝負。
バットに当てないと、走って一塁ベースの先のサッカーグランドまで
走っていかなければならない。
守るほうも大変だ。
大麻名物の「強風」が選手を苦しめる。
ひゅおぉ〜〜という音が響き
立っているのがやっとなほどの強さで、この状態が普通だという・・・
正直本州では「練習にならない」と言われるくらいの悪条件だ。
風の影響もありちょっと守備が心配だったが
翌日の練習試合ではきっちりこなしていた。


サッカー部のグランドギリギリまで走っていきます

次に意欲的に取り組んでいるという走塁練習。
走塁というよりも、リードの練習だ。
小松監督はこの春高野連の研修で甲子園を視察。
そこで各校の走塁を重点的に見てまわっていた。
特に左投手のときのリードについて参考にできる高校があり
早速練習に取り入れている模様。
まだ始めたばかりで、部員は「あれ?おかしいなぁ(笑)」と
首をかしげている子もいた。
早速翌日の練習試合で成果を披露してくれた。
通常、一塁走者は離塁する際、モーションと同時に二塁へ走っていく(シャッフル)が
大きなリードからシャッフルで帰塁するというもの。
慣れていないせいか刺されてしまうシーンもあったが
着々と大麻の野球は進歩している。

そして鍛えられたバント練習もあった。
ここに登場したのが、冬の間、持って走っていた砂入りペットボトル。
これを間隔を空けて二本置き、間に決めるのだ。
やはりかなり上手い。ノルマをあっという間に達成してしまった。

練習後はグランドの隅で素早く着替え。
さっきまでいたサッカー部、弓道部はとっくに帰っていた。
この日も野球部の練習は学校のルールの19時ギリギリまで
行われた。明日は苫小牧で練習試合。
「今までは部員全員を連れて行けたが、今度からどうしようか
迷っている。試合で使わない選手を残すのが普通だが
指導しているのは自分だけで、任せられる人がいない。
今度サッカー部の先生に相談してみようと思ってますよ」
どうやらしばらく試行錯誤の日々が続きそうだ。


もうすぐ5月でも大麻ではグラコンが欠かせません

 

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