トップ新戦力の紹介>乗田貴士、保良久生

Takashi Norita
Hisao Hora

 

乗田貴士

昭和58年−月−日 出身
平安-佛教大−トヨタ自動車
166cm58kg 右投左打

保良久生

昭和58年7月20日 京都府出身
平安−立命館大−トヨタ自動車
175cm75kg 右投左打

まさか社会人野球でもチームメイトになるとは思わなかった。
平安高校時代に夏の甲子園ベスト8に進出した二人は
大学こそ異なるリーグで活躍を見せたが
再び一緒のチームでプレーすることになった。

大学2年の頃からショートスタメン。
乗田にとって、平安のときから譲れないポジションでもある。
ベストナインこそ受賞は2度だが、5季連続の完全優勝をすべて経験している。
佛教大でもその鉄壁の守備は健在で
神宮球場の独特の人工芝の上でも
持ち前のフットワークの良さをいかして、打球に飛びついてきた。
主将として臨んだ最後の大学野球選手権は初戦敗退だったが
日米大学野球の関西地区代表に選出されている。
その小さな体で神宮にホームランを叩き込んだこともある。
人望も厚く、下級生が「本当にすごい人」と憧れる。
乗田らしさがにじみ出ているのが、今でも残っている甲子園での記録。
金沢戦で1試合最多タイとなる4犠打を記録した。
痛烈なタイムリーではなく、絶妙なスクイズがベスト8進出の決勝点になった。

対して、保良は乗田よりも一回り大きいパワーヒッターだ。
平安では4番をつとめ、立命館大でも中軸を任されてきた。
全試合しっかりスタメンに定着するようになったのは
3年になってからだった。3年春にリーグ最多打点で優勝に貢献し
それから3季連続で3割を超える打率を残している。
特に3年秋には、初めて首位打者とベストナインを受賞した。
長打力があるが、唯一の全国舞台となった3年春の選手権は
徳山大の前に0−4で完封負けを喫した。
雨のなか、放心状態でベンチから引き上げていったのを覚えている。

トヨタ自動車では、実はもう一つの“再会”がある。
1学年後輩の高塚雄太だ。
平安で2年時からエースだった高塚。
卒業後そのままトヨタへ入社していて、二人にとっては社会人の先輩でもある。
かつての仲間が集い、再び日本一を目指そうとしている
トヨタ自動車の平安高トリオに注目だ。

 

*関連リンク「01年夏・準々決勝・平安vs松山商

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送