トップ大学野球観戦記>11/2 神宮大会関東代表決定準決勝 創価大−白鴎大

□関東代表決定戦 11/2 創価大vs白鴎大□

   
創価 010000000
白鴎 000000000

○八木
●加藤幹

二塁打)吉崎(S)

八木が完全試合達成!1点を守りきる

 「書いててこんなにラクなスコアはありませんよ
スコアラーとしてベンチ入りした金野哲郎(創価4)が言った。
白鴎大攻撃のスコアは、きっちり27人で終わり
三振を示す「K」の字は20を数えた。
しかも、味方の援護は1点のみ。
この緊迫したスコアのなかで、八木智哉(日本航空4)は完全試合
という快挙を成し遂げた。

初回から飛ばした。
いきなり最速を3キロも更新する147キロを計測。
ガンが壊れているかと思った(笑)」という。
すると先頭から8者連続三振。
9人目のバッターが左飛に打ち取られると
観衆からは「ああー」というため息。
(ため息は)聞こえましたよ。自分のなかでは
そんなに意識してなかったんですが、スタンドの反応が・・・

ため息を漏らした観客は、次第に固唾を飲むようになった。
連続三振は途絶えてしまっても、強打の白鴎大打線のバットがくるくる回る。
ストレート狙いだとわかったし、大振りしていた
低目をつくスクリューが冴え、5回ですでに10奪三振。
あっという間に回は進み、とうとう8回までやってきた。
八木は投球練習をすることなく、ベンチ前に腰かけ戦況を見守っていた。
そして、いつも通り9回のマウンドに八木がむかう。
代打が出てきても、今までと同じように変化球主体のピッチング。
カウント2−2から最後のバッターが空を切ると、淡々とマウンドをおりた。
喜んでない?そうですね、野手が1点しか取れなかったですし
明日も勝って優勝したいので、喜べなかったですね

この八木の世代は、入学したときから「日本一になろう」と
岸雅司監督から言われてきた。
それだけに、完全試合はまだ通過点と言っているようだった。

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「先制タイムリーのつもりだった」とは、吉崎伸雄の言葉。
2回二死2塁から左中間へ適時二塁打。
結局これが決勝点となった。
夏のオープン戦で耳に死球を当てた影響で
秋のリーグ戦は5打数無安打。
しかし、調子を上げてきたこともありスタメンに抜擢され、こたえた。
選手権でもラッキーボーイ的な存在だった吉崎
やっぱりこの男、大舞台で何かやってくれそうだ!

 

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