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駒大小牧高校野球部
〜超強力1年生〜

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グランドに着いたら風景が前回と違っていた。
まず、ネット裏にあった茶色い部室が三塁側に移動。
新しく2階建ての白い建物がネット裏にそびえ立っていた。
1階は歴代の集合写真や甲子園出場写真などのパネルが
飾られる「博物館」(←勝手に命名)で
2階は下図の通りだ。



2階の監督室から三塁側を見下ろす。
ベンチのむこうにある茶色い建物がネット裏にあった

センバツ後、ほぼ休みなくつづく練習、試合続きに
選手たちはちょっとお疲れ気味。
しかし、39人の1年生たちは元気いっぱいで
おまけにかなり溶け込んでいる様子。
試合後に行われた紅白戦でも多くの1年生が出場するなど
力もある。ある3年生も「おまえらの代で甲子園行けなかったら
おかしいぞ」と脅かし?ていたくらいだ。
入部前から話題になっていた、弟たちの姿もあった。
林幸平くんは大麻戦でも途中からマスクをかぶっていた。
他にも五十嵐光くん(内野)や刈谷草太くん(外野)もいるのでチェック。


林兄弟。鼻と口のあけ方が同じ(笑)

香田誉士史監督からイチオシで紹介していただいたのが
林くんと同じ京極中、余市シニア出身の菊池翔太くんだ。
シニアの世界大会のメンバーにも選ばれた右腕で
フォームも無駄がなく、1年生とは思えぬ完成度だ。
(後の春季大会で堂々のベンチ入り!)
「顔も佐々木孝介(駒大)みたいにスター性がある」というコメントも。
「お尻がまだペロ〜ンとしてるけど、下半身鍛えれば・・・」と
期待を寄せている。
(ちなみに部内に余市シニアは全部で7人います)
他にも対馬直樹くん(屯田中央中、新琴似シニア)も
投げてもストレートに球威があり、打ってもホームランの活躍でした。


菊地くん。色白くんです。ちょっと開きが早かったが
これからの成長が楽しみです!

残念だったのが五十嵐大くんのケガが治っていなかったこと。
ジャージ姿でノックのボール渡しや1年生への指導などを
こなしていた。林くんも「早く戻ってきてほしい」と
副主将の復帰を待っている。

練習試合後は監督とのミーティングはもちろんだが
選手たちだけのミーティングの時間もある。
選手たちも考えないとチームは成長しない。
実はいろいろな野球部をまわっていても
練習後などに選手たちだけで話し合うシーンは
あまり見かけない。言われなくても、自主的に集まって
反省点を言い合ったりすることは大切だ。

センバツで敗れても、なお残る全国制覇の余韻。
ちょっとした練習試合でも新聞に載り、周囲は敏感な反応を見せる。
「グランド開きみたいな試合でも、“負けた!”なんて・・・
負けちゃいけないのかって話だよね」と首脳陣。
ファンも駒苫らしいのびのびした野球を見たいのであれば
結果だけで大げさに一喜一憂するのではなく
静かに見守ってあげていてほしいと思う。

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