トップ第86回全国高校野球選手権大会/北海道大会レポ>がんばれ、旭川北

がんばれ、北海道!がんばれ、旭川北!

旭川スタルヒン球場から歩いて48歩のところに旭川北はある。
3年間、この時期は教室から歓声や打球音を聞いていた。
「悔しかった。むなしかった」

「打倒・私学」で旭北に入部したセカンドの佐々木雅浩。
旭川市内で下宿しながら
毎晩素振り300回を欠かさない。
このデキが試合の結果を左右すると言う。
準決勝の前の晩は、150回しかできず。
だから結果も出なかったんですね(苦笑)
今晩は300回やると約束します!

翌日の決勝戦では、貴重な適時二塁打。
試合終了の瞬間、涙が一気に出てきました
大会前に左肋骨を骨折し万全な状態ではない。
でも、痛いなんて言ったことがない」と高橋仁史監督。
内野から少し高い声が聞こえたら、それは佐々木の声だ。

満員の旭北スタンド。
甲子園に出ると、定期演奏会とかぶってしまうんです」と
笑ったのは吹奏楽部の女子生徒。
選手のリクエストで応援を変えているというが
伝統的に一人だけ、音なしで名前をコールするだけの選手がいる。
今年は、キャプテンの木全克仁。
狙ってたんですよ(笑)目立つかな〜って

この日も歩いて学校へ。
胸には輝く金メダル

 

<舞台の裏側>
北大会の会場係は旭川大高。
北の優勝候補だったが、地区予選で涙した。
外野の芝生で試合を見つめていた、遊撃手の山崎晃弘は
外野からだと全体が見渡せて気持ちが良い。
でも、やっぱり悔しいですね・・・

白いタオルを首にかけ、静かに試合を見つめていた。

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